コップの再使用に高い支持
神宮球場で試験販売 (京都新聞、8月28日)
東京・神宮球場で今年7月、使い捨ての紙コップの代わりに再使用できるプラスチック製のコップを使ってソフト飲料を試験的に販売したところ、購入者のほぼ全員がこの取り組みを支持したことが28日、環境省のアンケートで分かりました。
販売は7月8日から10日のヤクルト対横浜の3連戦で実施しました。540ミリリットルの再使用コップで販売し、飲み終えたら回収箱に戻してもらう仕組みです。
販売された1976個のうち、90・3%が回収されました。 再使用コップについてインターネットを通じてアンケートに答えた購入者235人のうち、99・1%は「使い捨てはもったいないので賛成」と回答しました。
無回答は0・9%で、「返すのが面倒」と答えた人はいませんでした。
再使用コップの利用はサッカーの試合では進んでいます。
環境省は「アンケート結果からは、野球場でも再使用コップが受け入れられる素地があることが分かった。ぜひ導入してほしい」と話しています。
南極のオゾン層、依然深刻
環境省の監視結果 (京都新聞、8月29日)
環境省は29日、地球全体のオゾン量は減少した状態が続いており、南極上空のオゾン層は依然として深刻な状況にあるとする監視結果報告書をまとめました。
報告書によると、2007年に南極上空で観測されたオゾンホールの面積は、南極大陸の面積の約1・8倍に当たる約2500万平方キロメートルで、最近10年間では3番目に小さい規模でした。
しかし、オゾンホールの面積は年によって変動が大きいため、直ちに縮小の兆しがあるとは判断できないとしました。
コンピューターによるシミュレーションでは、オゾン層破壊物質規制の効果で今世紀半ばにはオゾンの量が1980年以前の状態まで回復すると予測されていますが、現在はまだ減少状態にあることが確認されました。 コンピューターによるシミュレーションでは、今世紀半ばにはオゾンの量が1980年以前の状態まで回復すると予測されていますが、現在はまだ減少状態にあることが確認されました。
温暖化、中小の視点で
京大 事業主ら300人研究集会 (京都新聞、8月30日)
「地球温暖化問題と中小商工業の役割」をテーマにした研究集会が30日、
京都市左京区の京都大学で始まり、大量生産・大量廃棄の現状を変える地域ビジネスの可能性について意見交換しました。
この会は、全国商工団体連合会付属中小商工業研究所が主催し、商店主ら、およそ300人が参加して、2日間で6つの分科会が開かれました。
討論では、京都府久御山町の会社経営者広瀬さんが「再生電気自動車」のアイデアを披露し、「自然エネルギーや地元の素材を生かした産業に中小企業のものづくりの活路がある」と話しました。
また、京都大学の植田和弘教授は、地球温暖化防止をめぐる国際的な動きについて解説し、「持続可能な社会をつくるには、自分のまちを大事に思う『地域公共人材』が必要。こうした人々がアイデアを出し、社会の仕組みや制度を成熟させていくことが大切だ」と強調しました。
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