森を間伐、緩衝地帯に
京都府と亀岡市、今月から整備 (京都新聞、1月9日)
シカやイノシシなど野生動物による農作物への被害が深刻化する中、京都府と亀岡市は、亀岡市本梅町で人里と森を隔てる「緩衝地帯」の試験整備を今月から始めます。農地のすぐ近くまで迫った、手つかずの森を手入れすることで動物が人里に近づきにくい環境をつくります。
亀岡市によると、動物の食害を受けた市内の農地面積は、年々増加傾向にあり、特に山間部で、シカとイノシシによる被害が大きいといいます。動物の餌になる木の実などが森から減ったためとみられています。
計画では、森を農地からおよそ50メートル後退させるように樹木の間伐を進め、農地と森の間に、木がまばらに生えた緩衝地帯を作ります。
1月から作業を始め、2010年までに合わせて300万円をかけて総延長3キロのゾーンを整備する予定です。
世紀末は猛暑が常態化
温暖化影響予測、食料危機に (京都新聞、1月9日)
地球温暖化の進行により、今世紀末までには、これまでの記録的猛暑だった気温が多くの地域で普通になり、作物の生産性が著しく低下するなど食料危機が深刻化するとの予測結果を、アメリカのワシントン大学などの研究チームが9日付の科学誌サイエンスに発表しました。
気候変動に関する政府間パネルで使われた23の気候モデルから未来の農業への影響を推測しました。その結果、今世紀末までに、熱帯と亜熱帯では作物の成長期に当たる夏の平均気温が、1900年以降で最も暑い夏の気温を超える可能性が90%以上となりました。日本を含む温帯の多くの地域でもこれまでで最も暑い夏の気温が一般的になるといいます。
研究チームは、高温だけでなく、干ばつの影響が加わるとして「高温や乾燥に強い品種の開発など、対策が急務だ」と指摘しています。
西山保全へ竹伐採、広葉樹植樹へ
京都乙訓RC「ロータリーの森」 (京都新聞、1月10日)
京都乙訓ロータリークラブが、京都府長岡京市浄土谷の森林で計画する「ロータリーの森」整備事業がこのほどスタートし、メンバーが竹の伐採などに取り組みました。 西山の森林保全を進めようと、このクラブが民有林およそ30アールを借り受け、「ロータリーの森」として整備する計画です。2008年9月に、2013年までの5年契約で土地所有者らと森林の利用保全に関する協定を結びました。
一帯には、モミジやヤマザクラ、クリなどの広葉樹を植える予定で、今後、西山森林整備推進協議会や京都モデルフォレスト協会の協力を得ながら、現地活動を進めます。
春にはタケノコ掘りなども企画するといい、実行委の中村委員長は「森が荒れており、地道な作業が必要だが、子どもたちの学習の場を作り、コンサートやボランティア活動などもできるようにしたい」と話しています。
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